岩手県 達増知事「検察庁人事より新型コロナ対策に集中を」

岩手県 達増知事「検察庁人事より新型コロナ対策に集中を」
検察官の定年延長を可能にする検察庁法の改正案について岩手県の達増知事は15日の定例会見で「検察庁人事のことは国会審議から捨ててしまって、与野党が挙国一致で新型コロナウイルス対策に集中して力を合わせなくてはいけない」と述べ、政府の姿勢を批判しました。
達増知事は検察庁法の改正案について今月11日、ツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけて、「今、国会で急ぐべきは家賃補助。政府が与野党と力を合わせるべき局面です」と投稿しています。

15日の定例会見で検察庁法の改正案について問われたのに対し、達増知事は「文化人やアーティストが改正案に反対して結集している。検察庁の人事のことは国会審議から捨ててしまって、与野党、力を合わせ、コロナ対策を進めていけばいい」と述べ、検察庁法の改正案の審議を進める政府の姿勢を批判しました。