疫病を鎮める「葵祭」コロナウイルスで規模縮小し開催 京都

疫病を鎮める「葵祭」コロナウイルスで規模縮小し開催 京都
京都三大祭りの一つ「葵祭(あおいまつり)」は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、平安装束で都大路を練り歩く呼び物の行列を中止にするなど、規模を大幅に縮小して行われました。
京都市左京区にある下鴨神社の境内では、神社の関係者らおよそ30人が出席して、疫病退散などを祈願する葵祭の関連行事「社頭の儀(しゃとうのぎ)」が行われました。

儀式では「勅使(ちょくし)」と呼ばれる天皇のつかいが、日本古来のことばで記された「御祭文(ごさいもん)」を読み上げて疫病退散を祈願したあと、供え物を奉納しました。

およそ1400年前に始まったとされる「葵祭」は、例年であれば5月15日に祭りの主役である「斎王代(さいおうだい)」らが平安装束をまとって都大路を練り歩く呼び物の行列が行われますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

下鴨神社の大塚高史権禰宜は「葵祭には疫病を鎮めるという意味合いもあり、必ずやらなければならないということで開催に至りました。行列などの行事がなく、寂しい思いが強いです」と話していました。