河野防衛相 自衛隊の制限措置を見直しへ 新型コロナウイルス

河野防衛相 自衛隊の制限措置を見直しへ 新型コロナウイルス
緊急事態宣言が一部で解除されたことを受けて、河野防衛大臣は自衛隊の一部の訓練の実施見合わせや、隊員に外出しないよう求める措置は徐々に緩和する一方、一般の人が参加する行事は、原則として中止・延期する措置を続ける考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、防衛省は自衛隊の訓練のうち、複数の駐屯地や基地から部隊が集まったり、ひとつの駐屯地や基地内でも、半数以上の隊員が参加したりするものは原則として実施を見合わせるとともに、隊員に「不要不急」の外出をしないよう求める措置を取っています。

河野防衛大臣は記者会見で14日、緊急事態宣言が39県で解除されたことを受けて「解除された県については、訓練の在り方を少しずつ戻していきたい。駐屯地・基地などの『外出禁止』措置についても、緩やかに戻したい」と述べました。

一方、河野大臣は自衛隊の行事で一般の人が参加するものは、緊急事態宣言が解除された地域でも、原則として中止・延期する措置を続ける考えを示しました。