第2次補正予算案“予備費積み増しなど臨機応変に”麻生財務相

第2次補正予算案“予備費積み増しなど臨機応変に”麻生財務相
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて編成する今年度の第2次補正予算案について、麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、影響が長期化することを想定し、予備費を積み増すなどして臨機応変に対応できる予算とする考えを示しました。
この中で麻生副総理兼財務大臣は、第2次補正予算案について、賃料の負担軽減や医療体制の整備を図る都道府県への交付金の拡充、企業の債務超過に備えた財務基盤の強化など、5つの対策を中心に今月27日の決定を目指して検討を加速させる考えを示しました。

そのうえで麻生大臣は「長期戦を見据えて対応できるようにする。何が起きるか分からない話は、あらかじめ予備費を積んでおくなどして万全を期したい」と述べ、影響が長期化することを想定し、予備費を積み増すなどして臨機応援に対応できる予算とする考えを示しました。