兵庫県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、施設などへの休業要請を16日の午前０時から、一部を除いて解除することを決めました。また、県立学校の休校措置は継続し、週に１日から２日の登校日を設けるとしています。

兵庫県は15日午前、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、１日の新たな感染者の確認が、この１週間の平均で５人以下にとどまっているなどとして、休業要請を16日の午前０時から、一部を除いて解除することを決めました。

解除されるのは、デパートやショッピングモールなどの商業施設、大学や学習塾などの教育施設、劇場や映画館、演芸場などです。

また、パチンコ店や、インターネットカフェなどを含む遊興施設、運動施設、遊技施設は、地域や面積など一定の条件を満たしている施設を対象に解除します。

さらに居酒屋を含む飲食店については、営業時間を夜10時まで、酒類の提供時間は夜９時まで、２時間延長します。

一方、接待を伴う夜の飲食店やライブハウス、スポーツクラブ、ボウリング場などは休業要請を継続します。

また、県立学校については休校措置を継続し、神戸市や阪神間地域の学区などでは週１日、感染者の出ていない県北部の学区などでは週２日を上限に、登校日を設けるとしています。