名古屋の地下街 店舗再開に先駆けて通行可能に 新型コロナ

名古屋の地下街 店舗再開に先駆けて通行可能に 新型コロナ
国の緊急事態宣言を受けて先月18日から閉鎖されていた名古屋市中心部の地下街は、宣言の解除を受けて15日の朝、およそ1か月ぶりにシャッターが開けられ通行が可能になりました。
名古屋市中心部の地下街「セントラルパーク」は、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく国の緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け先月18日から、ほぼすべての店舗が休業し、地下通路も閉鎖されました。

しかし14日、国の緊急事態宣言が解除されたことから15日の朝、およそ1か月ぶりに通行が可能になりました。

午前6時すぎに警備員が地下街のシャッターを開けて回ると、通勤客が次々と地下通路を通って行きました。

セントラルパークによりますと、地下街の店舗の休業はまだ続いていますが、地下通路は名古屋市中心部の栄駅につながり通行する人が多いため、店舗の再開に先駆けて通れるようにしたということです。

通勤途中の男性は「きょうから開くのではと思い、来てみたら開いていました。日常が戻ってきた感じがします。早く終息することを願うばかりですが、マスクや手洗いはしばらく続けようと思います」と話していました。

また、別の男性は「ここは雨が降っても傘をささずに通れて便利です。助かります」と話していました。