トライアスロン 国際大会 9月にドイツ・ハンブルク大会開催へ

新型コロナウイルスの感染拡大で延期となっていたトライアスロンの世界最高峰の大会、世界シリーズのドイツ・ハンブルク大会が、当初の予定から2か月後のことし9月に開催されることになりました。
国際大会の再開の動きが出るのは、トライアスロンで初めてです。
これは国際トライアスロン連合がホームページで発表しました。

開催されるのは、ドイツ・ハンブルクで行われるトライアスロンの世界シリーズと男女の混合リレーの世界選手権で、当初はことし7月に行われる予定でしたが、およそ2か月後の9月4日と5日に実施されることになりました。

国際トライアスロン連合は、新型コロナウイルスの影響でこれまでにことしのすべての大会の延期を発表していて、国際大会の再開の動きが出るのはトライアスロンで初めてです。

国際トライアスロン連合は、「すべての選手、ボランティア、観客のために新型コロナウイルスの感染防止対策を実施して、安全で楽しいレースを提供したい」とコメントしています。

一方、日本トライアスロン連合も「日本チームの選手たちに照準となる大会ができたことは大きな励みと目標になる」と歓迎するとともに、渡航の緩和や練習環境の公平性などが課題だとしています。