プロ野球 緊急事態宣言解除で練習本格化の動き 新型コロナ

プロ野球 緊急事態宣言解除で練習本格化の動き 新型コロナ
最短で来月19日の開幕を目指すプロ野球では12球団のうち楽天、中日、広島、ソフトバンクの4球団が本拠地を置く県で、緊急事態宣言が解除される方針が示され、練習内容を本格化させる動きが出ています。
プロ野球12球団は感染防止の対策をとったうえで最短で来月19日の開幕を目指す方針で一致していて、チーム全体での練習の再開時期は各球団の判断に委ねられています。

14日、緊急事態宣言の解除の方針が示された県に本拠地を置く4球団のうち、広島は2つのグループにわかれて1日ごとに練習していましたが、今月17日からそれぞれのグループとも3日練習して1日休む日程とする方針で、徐々に練習量を増やしながら今月末までには紅白戦を行いたいとしています。

また、中日も選手2人1組で行っている自主練習の日数を増やすなど段階的に練習の強度を上げていく方針です。

ソフトバンクはこれまで選手のみで行っていた自主練習に、15日からバッティングピッチャーも加わって練習内容を充実させていくことにしています。

一方、楽天は当面、チーム全体での練習は行わず、6つのグループにわかれて選手が行っている自主練習を継続するとしています。

また、開幕に向けて調整を進めるため、宣言が解除されない見通しの地域に本拠地を置く一部の球団でも練習を本格化させる動きが出ています。

関係者によりますと、12球団は最短で来月19日の開幕を目指すため、来月初旬から他球団との練習試合を始める案を検討しているとういうことです。