ロイヤルHD 半年間の決算 155億円の赤字見通し 新型コロナ

ロイヤルHD 半年間の決算 155億円の赤字見通し 新型コロナ
ファミリーレストランなどを展開するロイヤルホールディングスは、新型コロナウイルスの影響により、ことし6月までの半年間の決算で最終的な損益が155億円の赤字になる見通しとなりました。
ロイヤルホールディングスはことし6月までの半年間の業績見通しを引き下げ、売り上げがこれまでの予想よりおよそ4割少ない390億円に、最終的な損益が5000万円の黒字から155億円の赤字になる、と発表しました。

これは新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの店で臨時休業や営業時間の短縮を行っていること、航空機の運休や減便で機内食や空港内の店の売り上げが大幅に落ち込んでいるためです。

また、ことし12月までの1年間の業績の見通しは「未定」としました。

これを受けて会社は、社長や取締役などの報酬を6月から12月までの7か月間、10%~30%減額することを決めました。

ロイヤルホールディングスは、ファミリーレストランでの持ち帰りやネット通販での食品の販売などを強化したいとしています。