ユニ・チャーム 1月~3月決算 マスク需要などで51%増益

ユニ・チャーム 1月~3月決算 マスク需要などで51%増益
大手日用品メーカー、「ユニ・チャーム」のことし1月から3月までの決算は新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや除菌用のウエットティッシュなどの需要が大幅に増えたことから、最終的な利益が前年の同じ時期よりおよそ50%増えました。
ユニチャームのことし1月から3月までの決算は売り上げが前年の同じ時期に比べて9%増えて1837億円、最終的な利益は51.3%増えて192億円と増収増益となりました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い国内でマスクや除菌用ウエットティッシュといった衛生用品需要が大幅に伸びたことに加え、海外でも備蓄を目的とした生理用品や紙おむつの需要が拡大したためです。

今後の見通しについて、会社ではマスクなど、衛生用品の需要は引き続き高い状態が続くとして、ことし1年間の業績については売り上げが前年より6.4%増え、最終的な利益も36.6%増えて630億円になる見通しだとしています。