大相撲 勝武士死去 同期の幕内 琴恵光が追悼 新型コロナ

大相撲 勝武士死去 同期の幕内 琴恵光が追悼 新型コロナ
大相撲の高田川部屋に所属する三段目の勝武士が13日、亡くなったことについて、同期で幕内の琴恵光は、「今はゆっくり休んでほしい」と悼みました。
高田川部屋の勝武士は13日、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため東京都内の病院で亡くなりました。大相撲で新型コロナウイルスに感染した力士が亡くなったのは初めてで、28歳の若さでした。

勝武士と同じ平成19年春場所で初土俵を踏んだ同期で、前頭16枚目の琴恵光は、14日、日本相撲協会を通じて「正直、驚きました。本当にショックです」とコメントしました。

勝武士の人柄については、「若いころ稽古したことがありましたが、とにかく真面目にやっていました。ふだん、同期会などでは、盛り上げ役で皆を楽しませてくれて、人を喜ばせるのが好きだったと思います」と思い出を語りました。

そして最後に「諦めずに頑張ったと思います。今はゆっくり休んでほしい。これからは自分たち、同期生が胸を張って土俵に上がっている姿を見守っていてほしいです」と悼みました。