愛知県 休業要請を一部解除へ「3密」業種は継続を検討 コロナ

愛知県 休業要請を一部解除へ「3密」業種は継続を検討 コロナ
愛知県は、緊急事態宣言が解除される見通しとなっていることなどを踏まえ、施設などへの休業要請を一部解除する方向で調整しています。一方、大村知事は宣言の解除後も一定程度、外出や移動の自粛を県民に要請することになるという見通しを示しました。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言について政府は、愛知県などでは解除する方針です。

関係者によりますと、愛知県は今月末までの予定で行っている施設などへの休業要請について、一部解除する方向で調整しています。

一方で「3つの密」が避けられない業種については、再び感染が広がるのを防止する観点から休業要請を継続する必要があるとしていて、接客を伴う飲食店やパチンコ店などを念頭に要請を続ける業種の検討を進めています。

これに関連して大村知事は記者会見で「どういう業態についてどう対応するかは引き続き検討中で、飲食店の営業時間短縮も検討の対象になっている。国の対策本部などの手順を踏まえたうえで、判断を示したい」と述べました。

さらに県民に対する外出や移動の自粛要請について「国の緊急事態宣言がなくなったからといって、すべて解除するのは飛躍しすぎだ。こういう状況であれば外出や移動の自粛はお願いをしていかざるをえないかなと思う」と述べました。