横浜市HPの偽サイト見つかる「URL確認 申請など注意を」

横浜市HPの偽サイト見つかる「URL確認 申請など注意を」
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日本の公的機関や企業をまねた偽のウェブサイトが相次いで確認される中、横浜市のホームページと見た目が全く同じ偽のサイトが見つかり、市は不用意にアクセスしないよう注意を呼びかけています。
神戸市や札幌市など、日本の公的機関や企業のホームページと見た目が全く同じ偽のサイトが見つかっていて「内閣サイバーセキュリティセンター」はサイバー犯罪などに悪用されるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

横浜市によりますと、横浜市のホームページと見た目が同じ偽サイトも確認され、URLの末尾が「tk」となっている以外は見分けがつかないということです。

市は、不用意にアクセスすると個人情報を抜き取られるおそれがあるとして、市のホームページを閲覧する際は、URLを十分に確認するよう呼びかけています。
正しいURLは「city.yokohama.lg.jp」または「city.yokohama.jp」です。

横浜市広報課の小林茂利担当課長は「新型コロナウイルスの情報や給付金の申請などで、ホームページにアクセスしたい人が多い時期なので十分に注意してほしい」と話しています。

菅官房長官「アクセスしないよう注意を」

菅官房長官は、14日午前の記者会見で、ホームページのアドレスの末尾に見慣れない国を示す文字がある場合には、安易にアクセスしないよう注意を呼びかけました。

この中で、菅官房長官は「インターネット上で、日本の公的機関や企業などをまねた多数のホームページが確認されており、内閣サイバーセキュリティセンターにおいて、国民にSNSで注意を周知し適切な対応を促進している」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「ホームページのアドレスの末尾に見慣れない国名が表示されている場合には、安易にアクセスせず、本物のサイトのアドレスを確認していただきたい。現時点で具体的な被害報告は受けていないが、そのようなサイトは犯罪等に利用される可能性がある」と述べ、政府として引き続き状況の把握に努めるとともに、注意を呼びかけました。