2回陰性で退院の30代女性 再び陽性 佐賀 新型コロナウイルス

2回陰性で退院の30代女性 再び陽性 佐賀 新型コロナウイルス
先月新型コロナウイルスに感染して入院し、その後、陰性が確認されて退院した佐賀県有田町の30代の女性が、13日再び陽性と判定されたことがわかりました。
佐賀県によりますと、再び陽性が判定されたのは、有田町の30代の女性です。

この女性は、感染者の集団が発生した武雄市のナイトクラブの従業員で、先月23日に陽性が確認されて入院し、その後、2回のウイルス検査でいずれも陰性だったことから今月8日に退院していました。

ところが、13日になってのどに痛みを感じて検査を受けたところ、再び、陽性と確認されました。

佐賀県内で「再陽性」が確認されるのは初めてで、女性は14日県内の指定医療機関に入院します。

女性は退院からこれまで、近所に買い物に出かける以外は同居する10代の娘や70代の母と自宅で過ごしていたということです。

このうち娘は13日の検査で陰性と確認され、母親は14日検査を行うことにしています。

佐賀県健康福祉部の野田広医療統括監は「新たに感染した可能性は低くウイルスのかけらか何かが再び活性化したと考えるのが妥当だと思う」として、全国でもまれに確認されている再発のケースだという認識を示しました。

佐賀県内の感染確認はこれで延べ46人となりました。