ソニー ことし3月期決算 前年度比36%減益 コロナ影響など

ソニー ことし3月期決算 前年度比36%減益 コロナ影響など
ソニーのことし3月期の決算は、新型コロナウイルスの影響などで最終的な利益が前の年度に比べて36%減りました。来年3月期の業績は予想が難しいため、「未定」としています。
ソニーが13日発表したことし3月期の決算は、売り上げが前の年度より4.7%少ない8兆2598億円、本業のもうけを示す営業利益が5.5%少ない8454億円となり、減収減益でした。

新型コロナウイルスの影響でテレビやデジタルカメラの販売が不振だったほか、世界的な株式市場の動揺で金融事業の損益が悪化したことなどが営業利益を押し下げました。

また最終利益は、前の年度に計上した事業売却に伴う利益がなくなったこともあり、5821億円と36.5%の減益となりました。

来年3月期の業績について会社は新型コロナウイルスの感染拡大で予想が難しいため「未定」としましたが、年度の後半に事業活動が正常化するなど一定の仮定のもとで試算したところ、営業利益がことし3月期に比べておよそ30%減る可能性があると説明しています。

オンラインで記者会見したソニーの十時裕樹CFOは「経済が著しく悪化しても安定して活動できる資金の流動性は確保している。ことし8月には業績見通しを示したい」と述べました。