ニュージーランド 国家非常事態宣言 1か月半ぶりに解除

ニュージーランド 国家非常事態宣言 1か月半ぶりに解除
ニュージーランド政府は、国内での新型コロナウイルスの感染拡大は抑えられているとして、3月下旬に出した国家非常事態宣言をおよそ1か月半ぶりに解除しました。
ニュージーランド政府は、国内の感染拡大を受けて、3月25日に国家非常事態宣言を出し、その後、合わせて6回延長してきましたが、国内ではこの3週間、1日当たりの新たな感染者が数人以下にとどまっています。

こうした中、政府は、国内での感染拡大は抑えられているなどとして、宣言の延長を見送り、13日、およそ1か月半ぶりに国家非常事態宣言が解除となりました。

ニュージーランドでは、4段階ある警戒水準が現在の「レベル3」から「レベル2」に13日夜に引き下げられ、商店や映画館の営業が可能になるなど、国内の経済活動がほぼすべて再開されることになっていますが、政府は、再び感染が拡大しないよう、国民に対し慎重に行動するよう呼びかけています。