成田空港 大型連休中の国際線利用者 前年比99%減 コロナ影響

成田空港 大型連休中の国際線利用者 前年比99%減 コロナ影響
ことしの大型連休の期間中に成田空港の国際線を利用した人は、新型コロナウイルスの影響で、去年の同じ時期に比べて99%減少したことが東京出入国在留管理局のまとめで分かりました。
東京出入国在留管理局成田空港支局によりますと、先月24日から今月6日までの13日間に成田空港の国際線を利用した人は1万2700人余りで、去年の同じ時期に比べて99%の減少となりました。

皇位継承に伴う10連休を含んでいた去年は、国際線の利用者が126万4300人余りに達し、1日当たりの出国者と入国者は、いずれも開港以来初めて6万人を超えましたが、ことしはいずれも900人を下回ったということです。

また、全日空や日本航空が、世界最大級の旅客機やアイドルグループがデザインされた機体を投入し、競争が激化していたハワイ路線は、この期間、運航が全くなかったということです。

東京出入国在留管理局成田空港支局は「新型コロナウイルスの感染拡大による大幅な運休や減便の影響といえる」と話しています。