小中学校の水泳授業 中止を容認 大分市教委 新型コロナ

小中学校の水泳授業 中止を容認 大分市教委 新型コロナ
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新型コロナウイルスの対策として、大分市教育委員会は、小中学校が今シーズンの水泳の授業を行わないことを認める方針を決め学校側に伝えました。水泳の授業を行うかどうかは最終的に学校側の判断に委ねられ、すでに中止を決めた小学校も出ています。
水泳の授業は、国の学習指導要領でプールの確保が困難な場合を除き必ず行うよう定められ、大分市の小中学校では毎年6月から9月にかけて実施されています。

これを前に大分市教育委員会が対応を協議し、ことしに限って水泳の授業を行わないことを認める方針を決め、国に報告したうえで、学校側に通知を出したということです。

市教育委員会は、マスクを付けたままプールに入れないことや、更衣室やシャワー室ではいわゆる「3密」の状態が回避しにくいことなどを理由として挙げています。

水泳の授業を行うかどうかは最終的に学校側の判断に委ねられるため、すでに中止を決めた小学校も出ていて、別の体育の授業や保健の授業で補うことを想定しているということです。

大分県では3週間以上、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されていませんが、教育現場では依然として影響が広がりをみせています。