体育の授業「屋外など必ずしもマスク必要なし」大分県教委

体育の授業「屋外など必ずしもマスク必要なし」大分県教委
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新型コロナウイルスの感染を防ぐため、中国でマスクをつけて体育の授業を受けていた中学生が死亡する事故が相次いだことなどを受けて、大分県教育委員会は当初、体育の授業で求めていたマスクの着用について「屋外などであれば必ずしも必要ではない」などと方針を改めました。県教育委員会は「感染予防を徹底しながら、子どもの安全が確保できるよう柔軟に対応していきたい」としています。
大分県教育委員会は今月4日、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、子どもたちにマスクを着用させたうえで体育の授業を行うよう県立の中学や高校などに通知を出しました。

しかし、その3日後に方針を一転させ「児童や生徒の間に十分な距離があり、換気を適切に行っている室内や屋外の場合にはマスクの着用は必ずしも必要ではない」などとする通知を出したということです。

理由について県教育委員会は、中国でマスクをつけて体育の授業を受けていた中学生が死亡する事故が相次いだことや、今月に入って気温が上がり、熱中症のおそれが高まっているためとしています。

県教育委員会は「感染予防を徹底しながら、子どもの安全が確保できるよう柔軟に対応していきたい」としています。