米空母艦載機 14日から硫黄島で離着陸訓練 防衛省

米空母艦載機 14日から硫黄島で離着陸訓練 防衛省
防衛省は、アメリカ軍横須賀基地に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機が、14日から硫黄島で離着陸訓練を始めると発表しました。訓練期間の短縮に努めているということで、新型コロナウイルスの集団感染が発生した別の空母が事実上活動を停止するなか、早期に運用体制を整えるねらいがあるものとみられています。
防衛省の発表によりますと、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機、FA18戦闘攻撃機などが、14日から小笠原諸島の硫黄島で滑走路を空母の甲板に見立てた離着陸訓練を始めます。

訓練を先に終えた部隊から、間を置かずに空母での訓練を始める予定になっているなど、訓練期間の短縮に努めているということです。

アメリカ海軍の空母をめぐっては、太平洋で活動していた「セオドア・ルーズベルト」で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、事実上活動を停止していて、即応態勢に大きな影響が出ているなか、早期に運用体制を整えるねらいがあるものとみられています。