横浜の病院で入院患者1人死亡 医師ら5人感染 新型コロナ

横浜の病院で入院患者1人死亡 医師ら5人感染 新型コロナ
横浜市は、新型コロナウイルスの集団感染が起きている「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院していた80代の男性が死亡したほか、この病院の医師や入院患者を含む5人の感染が新たに確認されたと発表しました。
横浜市によりますと、80代の男性は先月下旬に横浜市旭区の「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院したあと感染が確認され、今月3日に肺炎で死亡したということです。

男性は当初は軽症でしたが、その後、徐々に容体が悪化したということです。

また、この病院に勤務する医師と看護師、看護助手、それに入院患者の90代の男性の合わせて4人の感染が新たに確認され、この病院が関係する感染者は64人になりました。

これとは別に、看護師や入院患者など6人の感染が明らかになっていた横浜市緑区の「牧野記念病院」でも、新たに看護師1人の感染が確認されたということです。

「牧野記念病院」では、11日から外来診療を休止するとともに、新たな入院患者や救急患者の受け入れを中止しているということです。

神奈川県内ではこのほか、県と川崎市が1人の死亡と10人の感染を発表していて、NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者は、これで1191人となり、このうち59人が死亡しています。