メキシコなど13か国からの外国人の入国拒否へ 外相 コロナ影響

メキシコなど13か国からの外国人の入国拒否へ 外相 コロナ影響
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、茂木外務大臣は、近く、メキシコなど新たに13の国からの外国人の入国を拒否する方針を示しました。入国拒否の対象は100の国と地域に広がります。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、政府はアメリカやスペイン、イギリスなど87の国と地域について、外国人の入国を拒否する措置をとるとともに、海外に渡航する日本人に向けた「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げています。

茂木外務大臣は記者会見で、メキシコやコロンビア、カザフスタンなどの13の国について、新たに「感染症危険情報」を「レベル3」に引き上げたことを明らかにしました。そのうえで、茂木大臣は近く、この13の国に過去2週間以内に滞在した外国人の入国を拒否する方針を示しました。

これによって、入国拒否の対象は100の国と地域に広がることになり、茂木大臣は「新興国や途上国を中心に依然として感染拡大が継続しており、警戒を続けていきたい」と述べました。