医療従事者に保湿クリームをプレゼント 佐賀 新型コロナ

医療従事者に保湿クリームをプレゼント 佐賀 新型コロナ
新型コロナウイルスの治療に当たっている医療従事者のために、佐賀市の化粧品メーカーが、手洗いや消毒による手荒れを防ぐための保湿クリームを贈りました。
保湿クリームを贈ったのは、動物の油脂から保湿クリームや化粧水などを製造・販売している佐賀市の「忠兼総本社」です。

12日は、百田忠兼社長らが感染症の指定医療機関の1つ、「佐賀県医療センター好生館」を訪れ、保湿クリーム600個を贈りました。

医療従事者の中には、ふだん以上に手洗いや消毒の回数が増え、手荒れに悩む人も多いということです。

保湿クリームを受け取った好生館の桐野高明理事長は、感謝状を贈りました。

この保湿クリームは、国内のイノシシの油を抽出して作られていますが、独自の製法で臭みが取り除かれ、肌に浸透しやすく、べたつかないのが特徴だということです。

佐賀県医療センター好生館の佐伯悦子看護部長は、「つらいこともありますが、こうして支援をいただくので頑張りたいと思います」と話していました。

忠兼総本社の百田社長は、「自分たちにできることで医療従事者を支えたいと贈りました。これからも、困っている人たちに提供して支援していきたいです」と話していました。