“タイガーマス子”から町役場へ手作りマスク届く 千葉 多古町

“タイガーマス子”から町役場へ手作りマスク届く 千葉 多古町
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各地で新型コロナウイルスへの対応が続く中、千葉県の多古町役場には住民や元住民だという匿名のグループから手作りのマスクが届き、町は感謝を伝える貼り紙を庁舎内に掲示しました。
今月9日、多古町役場に町長と職員あてに手作りのマスク55枚が入った段ボール箱1つが郵送で届いたということです。

マスクは「多古町マスク隊タイガーマス子」などと書かれた紙とともに袋に小分けされ、中には町名にちなんでアルファベットで「TAKO」と刺しゅうされているものもありました。

段ボール箱に同封されていた手紙には自分たちについて「住民と元住民の4人」だとしたうえで「役場職員の皆様へ感謝の思いでマスクを縫いました」などとつづられていました。

町では、役場のロビーに「大切に使わせていただきます」と書かれた貼り紙を掲示し、職員がマスクを付けて窓口で住民への対応を行っていました。

多古町の所一重町長は「生活がさまざまに制限される中で、職員を気遣っていただき本当にありがたい。町では1人も感染者が出ていないが、これからも気を緩めることなく町民を支援していきたい」と話していました。