運転免許証更新手続き再開 コロナ感染防止対策取り 鹿児島

運転免許証更新手続き再開 コロナ感染防止対策取り 鹿児島
鹿児島県警察本部は先月20日から停止していた運転免許証の更新業務を11日再開し、新型コロナウイルスの感染防止対策が取られる中、12日も朝から多くの人が手続きに訪れました。
このうち鹿児島市南栄にある交通安全教育センターでは、人の密集を避けるため、職員が番号札を配って屋外の待機スペースや車内で順番を待ってもらうほか、書類の記入台の間隔を空けるなどの対策が取られています。

業務再開初日となった11日は、通常時より少し多い、およそ500人が更新に訪れたということです。

鹿児島市の28歳の男性は「免許更新は早めに済ませておいたほうがよいと思って来ましたが、人が多くて驚いています。新型コロナウイルスはまだ怖い存在ですが、対策がなされていて安心しました」と話していました。

警察によりますと、更新業務停止の措置に伴い、運転免許証の有効期限がことし7月31日までの人は、必要な手続きを取れば、有効期限を3か月まで延長できるということです。

鹿児島県内での運転免許証の更新は、交通安全教育センターのほか県内27か所の警察署などでも再開しています。