11日の人出 コロナ拡大前より減少も「平日は減りにくい状況」

11日の人出 コロナ拡大前より減少も「平日は減りにくい状況」
11日、月曜日の人出は、「特定警戒都道府県」の対象地域で感染拡大前と比べて30%台から60%台の減少となりました。10日の日曜日と比べると、ほとんどの地域で増加していて平日は出勤する人などを中心に人出が減りにくい状況がうかがえます。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

10日、日曜日の人出は「特定警戒都道府県」の多くの対象地域で感染拡大前からの減少率が70%を超えていましたが、11日午後3時時点の人出は、多くの地域で前日の日曜日と比べて増えています。

このうち「特定警戒都道府県」の対象地域では、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日の平均と比べて
▽大阪 梅田周辺が69.8%、
▽東京 新宿駅周辺が64.6%、
▽京都駅周辺では63.6%、
▽横浜駅周辺で62.6%、
それぞれ減少しました。

また、
▽名古屋駅周辺が59.3%、
▽金沢駅周辺が59.1%、
▽大宮駅周辺では57%、
▽札幌駅周辺で54.4%、
▽福岡 天神周辺で53.9%、
▽千葉駅周辺が52.8%、
▽兵庫県の三ノ宮駅周辺は50.3%と、
いずれも減少率が50%台にとどまりました。

このほか、
▽岐阜駅周辺が40.8%、
▽水戸駅周辺が39.6%の減少でした。

「特定警戒都道府県」以外の地域では、
▽広島市中区紙屋町周辺が42.5%、
▽仙台駅周辺が33.9%の減少でした。

このように平日は出勤する人などを中心に人出が減りにくい状況がうかがえます。