ロシアで働く日本人ら約130人 臨時便で帰国の途に 新型コロナ

ロシアで働く日本人ら約130人 臨時便で帰国の途に 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際線の運航を全面的に停止しているロシアに日本航空が臨時便を出し、およそ130人の日本人が帰国の途につきました。
日本航空の臨時便は、ロシアで働く日本人や、日本人と国際結婚したロシア人などを退避させるために運航され、11日、モスクワのシェレメチェボ空港の出国ロビーには、ロシア各地から集まった乗客の長い列ができました。

モスクワの日本大使館によりますと、11日の臨時便には日本人128人と、ロシア人7人が搭乗したということです。

ロシアでは、ことし3月下旬に国際線の運航が停止されたあと急速に感染が拡大しました。4月24日には、日本の外務省が発表する「感染症危険情報」が渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げられたことなどから、現地で働く日本人の間で感染への不安が強まっています。