村議会議長がコロナ感染の東京 御蔵島村 村長ら7人陰性確認

村議会議長がコロナ感染の東京 御蔵島村 村長ら7人陰性確認
村議会の議長が新型コロナウイルスに感染し、東京都内の離島としては初めて感染が確認された御蔵島村で、議長の濃厚接触者として検査をうけた村長のほか、島の医療関係者など合わせて7人は全員、陰性が確認されました。
人口300人余りの東京都御蔵島村では9日、都内の離島としては初めて村議会議長に感染が確認され、保健所が濃厚接触者とした村長や副村長など4人と、診察を行った医師などの島の医療関係者3人がPCR検査を受けていました。

都と村によりますと、検査の結果、11日、全員陰性が確認されたということです。

村によりますと、保健所が濃厚接触者とした村長など4人は、当面、自宅で職務などを行うことにしていて、村は保健所と連携して引き続き健康観察を行うことにしています。

村は、12日以降、すべての島民にマスクを配るなど対策を進めることにしていますが、島では十分な医療体制が整っていないことから、通院などやむをえない場合を除き、島の外に出ることを自粛するよう島民に求めています。

また、観光客にも来島の自粛を呼びかけています。

村は「結果が陰性でほっとしたが、一喜一憂できないため、感染が広がらないよう引き続き対策をとりたい」と話しています。