プロ野球 6月半ば~下旬の開幕目指す方針 コロナ影響

プロ野球 6月半ば~下旬の開幕目指す方針 コロナ影響
プロ野球は11日、12球団の代表者による会議で新型コロナウイルスの影響で延期している今シーズンの日程について話し合い、来月半ばから下旬の開幕を目指す方針で一致しました。
プロ野球12球団の代表者は11日午前に開かれた「対策連絡会議」で、感染症の専門家から示された見解を踏まえ、午後、ウェブ会議を開き、今シーズンの日程について意見を交わしました。

会議後の会見で斉藤惇コミッショナーは今月末までの感染の状況を慎重に見極め、準備が整うことを条件に、来月半ばから下旬の開幕を目指す方針で12球団が一致したことを明らかにしました。

さらに、7月の「オールスターゲーム」と、入団5年目までの若手選手による「フレッシュオールスターゲーム」の中止を決めたことを合わせて明らかにしました。

「オールスターゲーム」は昭和26年から始まり、70年目のことしは7月19日に福岡市のPayPayドームで、翌20日にナゴヤドームで開催する予定でしたが、中止となるのは初めてです。

12球団は12日、臨時のオーナー会議を開いて、改めて開幕時期や条件などについて意見を交わす予定です。

斉藤コミッショナー 台湾・韓国参考に独自のガイドライン作成中

会見で、プロ野球の斉藤惇コミッショナーはすでに開幕している台湾と韓国のプロ野球から取り寄せたガイドラインなどを参考にしながら、開幕に向けた独自のガイドラインの作成を進めていることを明らかにしました。

今月22日に改めてサッカーJリーグとの対策連絡会議と12球団の代表者会議を開催する予定で、斉藤コミッショナーは「選手やファンのためにも準備のためにも、できるだけ開幕の日付を決めたい気持ちはあるが、世間の常識とずれてはいけないし、地方自治体の納得できないものはできない。みんなが楽しみにしているという形になれば日にちを決めたい」と話していました。

さらに野球協約で定められたレギュラーシーズンの最低試合数の120試合を実施するかどうかを問われたことに対しては「数字を先に決めるのは非常に難しい。だんだん状況がよくなれば120試合ぐらいはやりたいというのは当然あるが、感染の第2波が来るのではという声が専門家からも出ていて、絶対に何試合というのはことしはなかなか言えないのではないかと思う」と答えていました。

また、選手やスタッフの移動に伴うリスクを抑えるため、開催地域を絞って試合を行う案が出ていることを明らかにしたうえで「意見やアイデアとしてはいくつか出ているが、その意見には賛成も反対もある。開幕日を決めれば状況を見ながら決めていくことになる」と話していました。