白鵬 マスク2万5000枚寄贈へ 日本とモンゴルの医療関係者に

白鵬 マスク2万5000枚寄贈へ 日本とモンゴルの医療関係者に
大相撲の横綱・白鵬が3月の春場所で獲得した懸賞金をもとに日本と母国のモンゴルの医療関係者に合わせて2万5000枚のマスクを贈ることになりました。
これは11日に日本相撲協会が発表しました。横綱 白鵬は観客を入れずに行われた、3月の春場所で13勝2敗の成績で44回目の優勝を果たしました。

白鵬はこの場所で獲得した懸賞金をマスクの購入費にあて、日本と母国のモンゴルの医療関係者などに対して、合わせて2万5000枚のマスクを贈るということです。

このマスクは白鵬が日本で通院している病院や施設の関係者、それにモンゴルではウイルス感染症の研究機関を通して、市民にも配られる予定だということです。

白鵬は相撲協会を通じて「懸賞金を使って世の中に何かできないかと考えていたところ、まだまだマスクが不足していると聞きました」とマスクを贈ることになった経緯を説明しました。

そのうえでファンに向けて「5月の夏場所は中止になりましたが、稽古やトレーニングなど自分がやるべきことをこつこつ続けています。皆さんも、毎日マスクをつけての生活で自粛も続き、ストレスもあると思いますが、みんなで力を合わせて乗り越えましょう」とコメントしました。