国会 集中審議で宣言の解除や2次補正予算案など論戦へ

国会 集中審議で宣言の解除や2次補正予算案など論戦へ
緊急事態宣言の延長を受けて、国会では、11日、衆参両院の予算委員会で、安倍総理大臣らが出席して集中審議が行われます。宣言の解除を判断する基準や、第2次補正予算案の編成などをめぐって論戦が交わされます。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が今月末まで延長されたことを受けて、国会では、11日午前、衆議院で、午後には参議院で、それぞれ、安倍総理大臣らが出席して、予算委員会が開かれ、集中審議が行われます。

集中審議で、与野党は、政府が、今週14日をめどに宣言の解除が可能かどうか判断するのを踏まえ、解除を判断する基準や、PCR検査の拡充などについて見解を聞くことにしています。

また、与野党は、感染拡大の影響で賃料の支払いが困難になっている事業者や、生活が厳しい学生らへの支援のほか、雇用調整助成金の上限額の引き上げなどのため、第2次補正予算案を速やかに編成するよう求めることにしています。

12日は、安倍総理大臣も出席して衆議院本会議が開かれることになっていて、新型コロナウイルス対策をめぐる議論が続く見通しです。