バスケットBリーグ アルバルク東京の田中大貴がMVP

バスケットBリーグ アルバルク東京の田中大貴がMVP
新型コロナウイルスの影響でシーズン途中で打ち切りとなったバスケットボール、Bリーグの表彰式がオンラインで行われ、今シーズンのMVP=最優秀選手賞にアルバルク東京の田中大貴選手が初めて選ばれました。
去年秋に開幕した今シーズンのBリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月中旬以降、すべての試合を中止して打ち切りとなりました。

今シーズンの表彰式はおとといから3日間の日程で行われ、最終日の10日は、ベストディフェンダーやMVPの発表などが行われました。

このうちMVPは、リーグ最高勝率で東地区で優勝したアルバルク東京の田中選手が初めて受賞しました。

田中選手は長崎県出身の28歳、1メートル92センチのガードの選手で、スピードや攻守ともに安定感のあるプレーが持ち味です。

今シーズンは39試合すべてに先発で出場し、1試合平均11.1得点、4.8アシストをマークし、チームの主力として活躍しました。

田中選手は、「今シーズンは自分でもいいパフォーマンスが出来たと思うし、それを評価してもらえたことはありがたい」と喜びを口にしました。

そのうえで「東京オリンピックや世界の舞台で活躍したいので、これで自分の目標が達成されたわけではない。もっと高い志を持って取り組んでいきたい」と今後の意気込みを語りました。