アーチェリー “リモート”で国際大会開催 新型コロナ

アーチェリー “リモート”で国際大会開催 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でスポーツの大会が次々と延期や中止となる中、アーチェリーではトップ選手たちが、それぞれの練習場所で競技を行い、遠隔で対戦する、ユニークな大会が行われています。
この大会は、アーチェリーの国際競技団体、ワールドアーチェリーが、世界中でふだんの生活が失われている中でもスポーツの灯を消してはいけないと企画し、弓に滑車の付いたコンパウンドと呼ばれる部門で世界ランキング上位の男女8人が、自宅や練習場所から参加しています。

今月1日から予選が行われ、その順位に基づく決勝トーナメントが9日に始まり、インターネットで世界中に中継されました。

最初の試合の男子の準々決勝は、去年、21歳以下の世界選手権で優勝したノルウェーのアンドレ・ファウスタ選手と、2016年の世界選手権の金メダリストでアメリカのスティーブ・アンダーソン選手が対戦しました。

コンパウンドは本来50メートルの距離で競いますが、練習場などの環境を考慮して、この日は18メートルの特別ルールで行われ、2人は的の中心の10点に次々と命中させました。

勝負は、15本中13本を10点に命中させたファウスタ選手が148対146で競り勝ち、特殊な環境の中でも1本1本に集中して競技に臨むトップ選手の大会の独特の雰囲気を、世界中のファンが楽しみました。

ファウスタ選手は「ラインギリギリで10点だった矢もあり、ほんの少しだけラッキーだった。さらに練習を積む必要があるが、結果には満足している」と笑顔で話していました。

大会は今月17日に決勝が行われることになっていて、優勝者には賞金が贈られることになっています。