9日の人出 特定警戒都道府県の多くは70%以上減 新型コロナ

9日の人出 特定警戒都道府県の多くは70%以上減 新型コロナ
緊急事態宣言が延長されてから初めての週末となった9日の全国の人出は、ほとんどの都道府県で前の日から減少し、「特定警戒都道府県」では多くの対象地域で感染拡大前からの減少率が70%を超えました。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で、全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

それによりますと、9日午後3時時点の人出は、ほとんどの都道府県で、平日だった前の日から減少しました。

このうち「特定警戒都道府県」の対象地域では、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の休日の平均と比べて、
▽大阪・梅田周辺が83.9%
▽東京・新宿駅周辺が74.9%
それぞれ減少しました。

また、
▽京都駅周辺では73.3%
▽名古屋駅周辺と金沢駅周辺で73.1%
▽福岡・天神周辺が72.1%
▽横浜駅周辺が71.8%
▽札幌駅周辺は71.2%
それぞれ減少し、いずれも減少率が70%を超えました。

このほか、
▽大宮駅周辺では67.4%
▽兵庫県の三ノ宮駅周辺は65.6%
▽千葉駅周辺は63.4%
▽水戸駅周辺が54.9%
▽岐阜駅周辺が47.9%
それぞれ減少しました。

「特定警戒都道府県」以外の地域では、
▽広島市中区紙屋町周辺が61.8%、
▽仙台駅周辺が55.1%の減少でしたが、
減少率が50%を下回る地域も多く、ばらつきがみられました。