NY州 新型コロナウイルス感染の子どもに「川崎病」似た症状

NY州 新型コロナウイルス感染の子どもに「川崎病」似た症状
新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカで最も深刻な東部ニューヨーク州のクオモ知事は、感染した子どもの間で全身の血管に炎症が起きる「川崎病」に似た症状が相次いで確認されていることに懸念を示し、新型コロナウイルスとの関連を調べる必要性を強調しました。
ニューヨーク州のクオモ知事は9日の記者会見で、感染した子どもや抗体検査で過去に感染していたことがわかった子ども合わせて73人で「川崎病」に似た症状が確認され、これまでに3人が死亡したと明らかにしました。

これらの子どもに見られる症状は、さまざまな臓器や血管に炎症が起きるというもので、新型コロナウイルスとの関連ははっきりとはわかっていませんが、クオモ知事はアメリカのCDC=疾病対策センターとも連携して、全米で同じような症例が確認されていないか調査を進める必要性を強調しました。

また血管の炎症は、子どもたちが受診した当初は見られず、しばらくしてから出た症状だとしたうえで、クオモ知事は「子どもは新型コロナウイルスで重症化しにくいと考えられてきたが、そうとも言えない」と述べ、警戒を強めるべきだという考えを示しました。