高齢者「おうち時間を楽しく健康に」東大が手引きまとめる

高齢者「おうち時間を楽しく健康に」東大が手引きまとめる
新型コロナウイルスによる外出自粛が長引く中、高齢者に筋力や免疫力を落とさず、家の中で健やかに過ごしてもらおうと、東京大学高齢社会総合研究機構がポイントをまとめたリーフレットを作りました。
これは「新型コロナウイルスに負けずシニアがおうち時間を楽しく健康に過ごす知恵」というコンセプトで作られました。

この中では「高齢期の2週間の寝たきり生活は7年分の筋肉量を失う」として、家にこもり体を動かさないと、心身の機能が低下し、介護が必要な状態に近づくおそれがあると注意を呼びかけ、健康を保つには栄養と運動、それに人とのつながりの3つを維持することが重要だと強調しています。

そのうえで運動は感染防止対策を取りつつ、人通りの少ない時間帯を選んでなるべく屋外で日光に当たりながら行い、食事では筋肉をつくるのに欠かせないタンパク質とビタミンDをとるとともに、免疫力を高めるため、発酵食品などを毎日コツコツ食べることなどを勧めています。

また、筋力の衰えを自分でチェックする方法なども紹介しています。

東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢機構長は「感染が落ち着いた時に、高齢者の自立度や生活の活発度が落ちてしまわないことがいちばんの課題だ。体のさまざまな機能を維持し、一段でも階段を上がった自分になれるように生活を工夫してもらいたい」と話しています。