休校中の子どもたちが先生に 興味あるテーマをオンライン授業

休校中の子どもたちが先生に 興味あるテーマをオンライン授業
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの地域で休校措置が続く中、子どもたちが先生になって、興味があるテーマについてオンラインで授業をする取り組みが行われました。
これは、小学2年生の息子がいる都内の鈴木深雪さんが、休校中の子どもたちが家にいる時間を有効活用し、それぞれ興味がある分野について知識を深めてほしいと企画しました。

9日は、小学2年生から中学3年生までの7人の子どもたちが先生になってオンラインで授業を行い、全国から100人以上が生徒として参加しました。

このうち、都内に住む中学3年生の塚田ひかりさんは、「後悔しない決断方法」というテーマで授業を行い、学校行事のスタッフをやったり、親に勧められて、ダンスをやめ塾に通ったりしたことなど、これまでの自分の決断について説明しました。

そのうえで、誰かの顔色をうかがって決断したときは後悔するが、課題を考えて決断したときは後悔しないという分析結果を発表し、みずから作成した、後悔しない決断をするためのチェックリストも公表して「自分で決めて、自分がしたいことをやりましょう」と呼びかけていました。

北海道に住む子育て中の女性は「あまり外に出られなかったが、こんな方法で子どもの考えを聞くことができてうれしかった。学ぶことがたくさんあった」と話していました。