EU 新型コロナ感染拡大防止で入域禁止延長を各国に要請

EU 新型コロナ感染拡大防止で入域禁止延長を各国に要請
EU=ヨーロッパ連合は8日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策の一環として行っているEU域外からの入域を原則禁止する措置を1か月間延長するよう、各国に求めました。
EU各国は、新型コロナウイルス対策として、EU域外からの入域を原則禁止する措置を3月から行っていますが、感染者数が減りつつあるなどとして、外出制限などの措置の緩和が相次いでいます。

こうした中、EUのスキナス委員は8日の声明で「ヨーロッパの多くの国で状況は改善されつつあるが、世界的に見れば、まだ不安定な状態だ」として、禁止措置を6月15日まで30日間延長するよう協力を求めました。

EUと周辺国では、新型コロナウイルスの感染者が120万人を超え、世界全体の感染者の3割を占めています。