手軽に店内や周辺の混雑を確認できるサービス始まる

手軽に店内や周辺の混雑を確認できるサービス始まる
スーパーや飲食店などでの、いわゆる「3密」を回避するため、スマートフォンで店内やその周辺が混雑していないか確認できるサービスが始まっています。
このうち、東京のベンチャー企業が始めたサービスは、飲食店の中にカメラやセンサーを設置し、店内の混み具合がアプリで表示されます。

混み合っている場合、利用者はアプリを通じて食べ物をテイクアウトで注文することもできます。

会社は、新型コロナウイルスの感染拡大が収まっても「3密」を避けながら店を選ぶ人が増えるのではないかとみて、対象となる店を増やしたい考えです。

「VACAN」の河野剛進代表は、「『密』を作らないという店側の取り組みが利用者にも分かるような仕組みが必要だと考えた。経済活動が徐々に再開されたあとも、安心して店内で過ごせるように使ってもらいたい」と話していました。

また、東京のベンチャー企業はスマホの位置情報をもとにスーパーやドラッグストアなどの周辺で行列ができていないかが一目で分かる「お買い物混雑マップ」を開発するなど、いわゆる「3密」を回避するための情報を提供するサービスが相次いで始まっています。