東京都は、都内で８日、営業を再開していることが確認されたパチンコ店に対し、再度の休業要請を行いました。都は休業要請に応じてもらえない場合、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて、９日、店名を公表する方針です。

緊急事態宣言の延長にともない、都は休業要請の措置を今月31日まで継続しましたが、大型連休が明けた７日、都の職員が現地調査を行ったところ、24店のパチンコ店が営業を再開していることが確認されたということです。

これらの店について、都が７日改めて休業要請を行った結果、８日の時点で、24店のうち５つの店は要請に応じて休業していることを確認したということです。

一方、残る19店については８日営業を続けていることを確認したことから、都は再び休業要請を行いました。

都は、再度の要請に応じてもらえない場合、９日、特別措置法の45条に基づいて強い要請を行ったうえで、さらに店名を公表する方針です。

これについて東京都の小池知事は８日の記者会見で、「感染の原因になるおそれがあることから、ご協力をお願いしたい」と述べ感染拡大の防止に向けた取り組みへの協力を改めて呼びかけました。