大型連休中の国内の空の便の利用者数 前年比約4%の12万人

大型連休中の国内の空の便の利用者数 前年比約4%の12万人
大型連休の期間中の国内の空の便の利用者数は、新型コロナウイルスの影響で大幅に減少し、去年の同じ時期と比べておよそ4%となる12万人余りでした。
国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、先月29日から今月6日までの8日間に国内の空の便を利用した人は、およそ12万4000人で去年の同じ時期の4.3%と、大幅な減少となりました。

また、大型連休期間中、予約が大きく落ち込んだため、航空各社では大規模な減便や運休を実施していて、このうちフジドリームエアラインズが全便を運休としたほか、全日空が当初の予定より85%、日本航空が60%余りを減便や運休としました。

一方、国際線を運航する7社のうち、現在も運航しているのは3社のみで、大型連休期間中に国際線を利用した人は3社合わせておよそ8800人で、前の年の1.6%となっています。

日本航空「過去最低の搭乗率」

大型連休期間中の利用者が大幅に減少したことについて日本航空は、「緊急事態宣言による外出自粛が続き、過去最低の搭乗率となった。リーマンショックや日本航空の経営破たん、東日本大震災のあとと比べても比べものにならないほど利用者数は少なかった」と話しています。