北九州市小倉北区の福岡教育大学附属小倉中学校では８日、新入生が登校して入学式が行われる予定でしたが、休校期間が５月末まで延長されたため実施できませんでした。

代わりにオンラインによる入学式が行われ、新入生120人がクラスごとにテレビ会議システムでつながり、画面越しに担任やクラスメートと顔を合わせました。

生徒一人一人が中学生活の決意を書いて発表する場面では、新型コロナウイルスに負けないという気持ちを込めて「打ち勝つ」と記した生徒もいました。

男子生徒の１人は「本当はみんなで顔を合わせて祝いたかったが、オンラインの入学式は珍しいとポジティブに考えて、これからの学校生活を頑張っていきたい」と話していました。

この中学校では今月は分散登校を検討していて、学校再開後には改めて全体の入学式を行いたいとしています。