「置き配」サービス 商品盗まれたとの相談が増加 愛知

「置き配」サービス 商品盗まれたとの相談が増加 愛知
外出の自粛に伴い、商品を宅配で自宅の前などに置いてもらう「置き配」サービスを利用する人が増える中、愛知県では、商品が盗まれたという相談が先月だけで10件以上警察に寄せられていることがわかりました。警察は人目につきにくい場所に置いてもらうなどの対策を呼びかけています。
長引く外出の自粛で商品の宅配サービスを利用する人が増えるなか、配達員と直接接触するのを避け、商品を自宅の前など指定した場所に置いてもらう「置き配」というサービスが人気を集めています。

こうした中、警察によりますと、愛知県では「置き配」で届けられた商品が盗まれたという相談が先月だけで12件寄せられているということです。

1月や2月と比べ大幅に増えていて、警察は「置き配」がねらわれるケースがあるとみています。

豊川市では、警察が地元の美容室に注意喚起への協力を要請し、従業員が客に対して「置き配」を利用する際は人目につきにくい場所に置いてもらい、できるだけ早く回収するよう呼びかけていました。

豊川警察署の齊木敏博署長は「外出の自粛が長期化していて、さらに被害が増えるおそれがある。サービスを利用する際は十分な対策を取ってほしい」と話していました。