津軽弁バッジで感染防止を呼びかけ 青森 弘前

津軽弁バッジで感染防止を呼びかけ 青森 弘前
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新型コロナウイルスの感染防止を青森県津軽地方の方言、津軽弁で呼びかけるユニークなバッジが販売され、注文が相次いでいます。
このバッジは、弘前さくらまつりの土産物などとして、津軽弁の缶バッジを販売してきた弘前市の田村訓さんが、先月の中頃に製作しました。

「集まったらいけない」という意味の「たがれば まいね」や、「密接するな」という意味の「したらに ねっぱぐな」、それに「不要不急の外出をしないで」という意味の「いづだかんだ あさぐな」の、3種類があり、感染防止を津軽弁でユーモラスに呼びかけています。
また疫病退散の御利益があるとされる妖怪の「アマビエ」を「アマエビ」と聞き間違える人が多いことから、「アマエビ」のイラストを描いたバッジもあります。

田村さんのオンラインショップでは、発売から500件以上の注文を受けているということで、「新型コロナウイルスへの対策を津軽弁で表現したほうが地域の人たちに伝わりやすいのではないかと思い、バッジを作りました。衣服やバッグにつけて、楽しんでほしい」と話していました。

この「津軽弁缶バッジコロナ対策バージョン」は、1つ300円で、青森市の観光物産館アスパムのほか、オンラインショップなどで販売しているということです。