バッティングセンター 休業要請の延長も営業再開へ 静岡 浜松

バッティングセンター 休業要請の延長も営業再開へ 静岡 浜松
緊急事態宣言の延長を受けて静岡県が「運動・遊技施設」などへの休業要請を今月17日まで延長する中、浜松市にあるバッティングセンターは、感染対策をしたうえで営業を再開することを決めました。
緊急事態宣言を受けて静岡県は「運動・遊技施設」などに休業を要請し、今月17日まで延長しました。

こうした中、先月29日から営業をとりやめていた浜松市中区のバッティングセンターは9日から営業を再開することを決めました。

休業を続けた場合でも土地の賃貸料や人件費などで毎月およそ130万円ほどかかり、県や市の協力金だけではまかなえず、経営が成り立たないためだとしています。

営業再開に向け、施設では感染対策として受付に透明のシートを張ったり、順番を待つ客が座るいすの間隔を広げたりしたほか、待機場所にあるゲーム機にはテープを貼って使用禁止にしていました。

さらに併設している卓球場では、卓球台も一部を片づけて間隔を広げるなどの準備に追われていました。

バッティングセンターを経営する高橋晴久さんは「休業要請に応じると半月以上休業することになり、経営を継続するためにも協力金に頼らず、少しでも早く再開して収入を確保したい」と話していました。