飲食店支援で代金先払いの食事券「サキチケ」販売始まる 岐阜

飲食店支援で代金先払いの食事券「サキチケ」販売始まる 岐阜
新型コロナウイルスの影響で、休業や営業時間の短縮をしている飲食店を支援しようと、岐阜県で飲食店に先に代金を支払い、後日、使うことができる「サキチケ」と名付けられた食事券の販売が始まりました。
7日から販売が始まった「サキチケ」は岐阜県飛騨地方の飲食店などを紹介するタウン誌が考案した食事券で、後日、支払いに使えるだけでなく、ほとんどの店で飲み物やデザートなどの特典を受けることができます。

客足が伸び悩む飲食店にとっても収入を得るメリットがあるということで、高山市中心部の飲食店では常連客が早速買い求めていました。

この店では6日までテイクアウトのみの営業で、7日からは時間を短縮して営業していますが、売り上げは8割ほど落ち込んでいるということです。

「サキチケ」を買った男性は、「いつも来るお店を支援できてうれしい。安心して利用できるようになったら、友人と一緒にこのチケットを使います」と話していました。

飲食店店長の坂之上智代さんは「街は人通りがなく、今は耐えるしかありません。そうした中で、サキチケはとてもありがたいです」と話していました。