東京都 新型コロナの影響で内定取り消しの学生など21人採用

東京都 新型コロナの影響で内定取り消しの学生など21人採用
東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で就職の内定を取り消された人など21人を非常勤職員として採用することになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大による雇用情勢の悪化をうけて、学生などが就職の内定を取り消されたり雇い止めなどにあったりするケースが全国で明らかになっています。

都は、こうした人たちを非常勤職員として新たに採用することになり、選考の結果、新卒の22歳や雇い止めなどにあった60代の人など合わせて21人を合格としました。

任期は今月1日から来年3月末までで、軽症者などを受け入れているホテルとの調整業務などにあたってもらうということです。

また、都は、正規雇用ではなく派遣やパートで働いたり、職がなかったりする35歳から50歳までのいわゆる「就職氷河期世代」を対象に、新たに非常勤職員として10人程度を採用する予定です。

応募には都のホームページに掲載されている申込書に記入して郵送することが必要で、書類選考と面接が行われます。

申し込みの受付期間は7日から15日までです。

採用された場合、来月1日から来年3月末までで新型コロナウイルスの対策や一般の事務にあたってもらう予定だということです。