東京五輪・パラ 選手強化拠点 使用中止を延長 新型コロナ

東京五輪・パラ 選手強化拠点 使用中止を延長 新型コロナ
政府が緊急事態宣言を延長したことを受けて、都内にあるナショナルトレーニングセンターなどオリンピック・パラリンピックに向けた選手強化の拠点も使用中止がさらに延長されることになりました。
東京・北区にあるナショナルトレーニングセンターと国立スポーツ科学センターはオリンピック・パラリンピックを目指す国内のトップ選手強化の拠点ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で先月8日から使用中止となっています。

使用中止の期間は6日まででしたが、政府の緊急事態宣言が今月31日まで延長されたことを受けて、施設を管理するJSC=日本スポーツ振興センターは6日、施設の使用中止を今月31日まで延長すると発表しました。

また、国立競技場や秩父宮ラグビー場など、管理しているほかの施設についても同様に使用中止を延長するということです。

ナショナルトレーニングセンターと国立スポーツ科学センターは東京オリンピック・パラリンピックに向けて多くの競技のトップ選手が利用していて、JSCは政府が期限より前に緊急事態宣言を解除した場合は、施設の使用中止の期間について改めて知らせるとしています。