5日の観光地人出 多くで70%超減少 減少率低い地域も

5日の観光地人出 多くで70%超減少 減少率低い地域も
5日の主な観光地の人出は去年の大型連休に比べ、全国の多くの地域で70%を超える減少となりましたが、一部で減少率が低い地域もみられ、国や自治体は不要不急の帰省や旅行を自粛するよう呼びかけています。
KDDIは利用者の同意を得たうえで、スマートフォンの位置情報をもとに全国の23か所について、主な観光地として人出をまとめています。

それによりますと、5日の午後3時時点の人出は全国23か所すべての観光地で去年の大型連休中の平均と比べて減少していて、このうち、
▽三重県の伊勢神宮周辺では95.8%
▽長野県の軽井沢駅周辺では94.6%と
90%を超える減少となりました。

また、
▽静岡県の浜名湖内浦湾周辺で80.1%
▽神戸市のメリケンパーク周辺で80%
▽栃木県の日光東照宮周辺で79.7%
▽兵庫県の淡路島の明石海峡大橋周辺で77%
▽神奈川県の江の島周辺で76.4%
▽神奈川県の箱根湯本駅周辺で76.1%
▽長野県の松本駅周辺で72.5%
▽東京・浅草の雷門周辺で72.3%
▽神奈川県の鎌倉駅周辺が71.6%
▽京都市の円山公園周辺が70.1%、いずれも減少しました。

一方、
▽沖縄県の石垣島ゆいロード周辺では3.2%
▽長崎市の観光通り周辺で35.4%の減少にとどまるなど
一部で減少率が低い地域もみられました。

国や自治体は不要不急の帰省や旅行を自粛するよう呼びかけています。