新型コロナ感染者 2000人が自宅療養 体調変化に注意を 厚労省

新型コロナ感染者 2000人が自宅療養 体調変化に注意を 厚労省
新型コロナウイルスの感染者、およそ2000人が自宅で療養していることが厚生労働省のまとめでわかりました。厚生労働省は容体が急変する可能性があることから、自宅療養の際には体調の変化に十分注意するよう呼びかけています。
厚生労働省は重症患者の治療を優先するため軽症の患者や症状のない人は、都道府県が用意した宿泊施設で療養することを基本としていますが、家庭の事情によっては自宅での療養も認めています。

厚生労働省が先月28日時点の療養状況を調査したところPCR検査で陽性となった全国の感染者8711人のうち、合わせて1984人が自宅で療養していることがわかりました。

最も多かったのは、▽東京都で635人、次いで▽埼玉県が354人、▽大阪府が332人などとなっています。

一方、入院者は5558人、宿泊施設で療養している人は862人となっています。

厚生労働省は容体が急変して自宅で死亡したケースもあることから自宅療養の際には顔色や呼吸、脈拍など体調の変化に十分注意し、様子がおかしければすぐに自治体に連絡するよう呼びかけています。